暮らすように過ごすパリと白夜のヘルシンキ 北欧デザインの旅 3日目① ランジス花市場
2010年 06月 28日
長年の夢だった…
パリ郊外 ランジスの花市場に行ってきました~♪
いろいろありましたが…なんとか行けました(^^)v
6時半にはホテルを出発する予定でしたが、めざましのセットを間違い (@_@;
30分遅れの7時に出発。
色々な本の情報では3通りの行き方が…
迷った末… 一番簡単な行き方となっていたものに決めました。
まずは…最寄り駅 クールセルから2番線に乗り、シャルル・ド・ゴール・エトワールで
1番線に乗り換え、シャトレで4番線に乗り換えてダンフェール・ロシュローで下車。
ここから、216番バスに乗ると書いてあります。
が… バス停がみあたらない・・・(^^;
「タクシーで行ったほうがいいよ」とも聞いていたので、近くまで来ているだろうと、
ここからタクシーで行くことに。
が…、
これが間違いだった
運転手さんに地図を見せ、ランジス花市場内の通り名と最寄のバス停の名前を指差し、
ここまで行って欲しいと言った。
運悪く、英語は通じない運転手さんだった。
15分以上走ったかな…
「けっこう遠いんだなぁ…」と思ったその時、大きな川を渡った…
えっ!!!これってセーヌ川じゃないのかな?と思った次の瞬間…
昨日行ったノートルダム寺院が右手に見えた!!!(@0@)
やっぱり!!!なんか間違ってる!!!!
なんでパリ市内に戻ってるの~!!!
とにかく、大急ぎで運転手さんに路肩に停めてもらい間違っていると訴える。
どうやら。。。私達が指差したランジス内のバス停と同じ名前?よく似た地名が他にあったらしい。
だから・・・地図見せてんだけど。。。。
なんで間違うの・・・(^^;
「オルリー空港の近くの花市場!!!」っていったら今度はバッチリわかったって…(^^;
ほんと・・・大丈夫かな~・・・
来た道を戻るでもなく・・・セーヌ川沿いに東に走り・・・バイパスに入った。
とそこから・・・朝の大渋滞にはまった(--;
すでにメーターは22ユーロ…(^^;
このまま載っていたらいったいいくらかかることやら…。
「これって・・・私達が全額払わないといけないわけ??」っと不安がよぎる…。
本当だったら、とっくに市場に着いているはずなのに、
おまけにタクシー代が高くついてばかみたい…。
黙っていると損するし!
とここらでちょっと強気に出ることに・・・
さっきから、黒人系運転手(^^; はぶつぶつなんやらフランス語であからさまに愚痴ってる…。
「君らが Avenue de Villette って言ったからそこへ行こうとしたんだ!
あ~こんなに渋滞して~ 今日はなんて最悪な日なんだ! ちっ!ちっ!ちっ!」
(あくまでも推測)
「でもね・・・ちゃんと地図見せたでしょ! あなたが悪いんだよ!
いったい、いくらかかるのよ~ だいたい何時につくかもわからないし!」
「いやいや・・・そんなこと言わないで・・・
20分でこの渋滞は抜けるから、あと30分くらいで着くと思うよ…
全部で30ユーロでどう?」
「え~とんでもない!!!30ユーロなんて!とりあえずおろしてください!
それに、あなたのミスなんだから、そのメーターを止めてください!」
「このメーターは僕はストップできないだよ」
「こんなに渋滞して・・・もう近くのメトロの駅でもいいからおろしてください!」
「わかった・・・じゃあメーター一度止めるよ…」
(止めれるんじゃない!)
降りるといっても・・・バイパス上で・・・降りるに降りれない…
仕方がない・・・メーターも倒してくれたし、
あきらめてこのまま乗っていくしかないみたい…。
で・・・結局、30分後に無事にランジス到着。
運転手さんからは25ユーロ請求され、50分近く時間をロスして高くついて…
ほんとにもう!
「20ユーロだ!!」 と言ったら、逆切れしそうになったから・・・(^^;
25ユーロ支払って降りる事に。
まぁ運転手さんも無駄に走ってガソリンと時間使ったからね(^^;
気を取り直して…
わ~~い ランジスに来たよ~ \(^0^)/~♪
さすがにランジスは広いね~♪
7時に出たのにアクシデントがあって着いたのが9時過ぎになっちゃったから・・・
もう仕入れに来た人は帰ったのか…
歩いている人も車もあまりない…。
バスケットが売っている資材屋さんがあり…
切り花はどこかな~~。
ありましたありました~♪
それらしい大きな建物の中に入ると、冷蔵庫の中のようにヒヤッとエアコンがよくきいていて
切花の仲卸店がたくさん並んでいました。
この雰囲気や香り…万国共通だね~♪
大きなアーティーチョークにあじさい!
ワクワクしますね~♪
わ~~い♪来れてよかった~ (^0^)
こちらは葉物の種類が豊富!モンステラも大きい!バナナやバンブーもあります。
へんなトロピカルな花束も売っていました(^^;
これだけたくさんの素材があるとイメージがふくらみますね。
あまりお花やさんもいませんね…。
ロンドンのコベントガーデンのフラワーマーケットよりかなり大きいですね。
こちらのお店は。アンスリューム、ガーベラをたくさん取り揃えていました。
シャンプージンジャー や ヘリコニア 今日は輸入物のお花が入荷する日のようです。
ヒペリカムも花と実の両方がついています。
このあじさいの微妙な色がいいね~♪
出発直前のレッスンでも使った、ビバーナム・コンバクタ!
こちらでは、ビバーナム・ベリーという名前で売られていました。
日本でもほとんど同じような花材が手に入りますが、値段も違うしボリュームも違います。
羨ましいかぎり…。
一通り見て資材部に移動…。
こちらの売り場も広いです…。
アーティフィシャルも豊富ですね…。
今日は朝早くホテルを出たので朝食はまだ…(^^;
市場の中にあるカフェへ…。
エスプレッソとパン・オ・ショコラでプチ デジュネ~♪
ご飯を食べたらもう少し散策。
この資材店はセンスがいい。
欲しいものがいっぱいだけど、持って帰れないし…(^^;
こちらは、鉢物のコーナー。
トピアリー・アジサイ・食虫植物 お花が咲いたサボテンまであります。
スイートアバランチェ・ケイトウ・木いちご など
やはり今日月曜日は、オランダはじめ輸入物の入荷日のようでした。
日本では、月・水・金が市場でセリが行われる日ですが、パリでは月曜日は裏日のよう。
月曜定休のフローリストも多いからかな…。
という事が
「フルール アシスタンス」 のキャロルとお話ししてわかりました。
「でも、裏日だからこそゆっくり見れたんだよ」とキャロル。
私のデジカメに入っている山村御流の写真を彼女に見せたら、
いけばなにはとっても興味がある様子♪
こちらパリでも「ZEN」スタイルがトレンドで、ikebanaやbonsaiに興味がある
フローリストが多いんだなって感じました。
山村御流をやってて良かったと実感~♪
で・・・
ちゃっかり、お知り合いになったキャロルにタクシーを頼みました(^^;
よかった~♪
タクシーなんて一台も近辺にいなかったし…(^^;
そりゃそうだ・・・
日本の花市場でもタクシーなんていないしね…(^^;
道中いろいろありましたが… やっぱりランジスに来てよかった~(^0^)
by mona-style
| 2010-06-28 12:33
| パリ